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慢性腎臓病に関する論文がアクセプトされました

[2026.03.28]

名古屋大学 腎臓内科 客員研究員としての研究活動を続けておりますが、新たに論文がアクセプトされましたのでご報告させていただきます。

論文のタイトルは「Association between serum lactate dehydrogenase level and renal outcome in patients with advanced chronic kidney disease without diabetes mellitus」で、Clinical and Experimental Nephrologyという英文誌よりアクセプトいただきました。

内容としては、進行した慢性腎臓病(非糖尿病)において血清のLDH高値は腎予後(透析導入など)及び心血管イベント or 死亡のリスク因子であるというものです。

慢性腎臓病におけるリスク因子として尿蛋白が広く使われておりますが、我々の結果からは尿蛋白と独立して血清LDH高値がリスク因子であることが示されました。

結果の理由としては、血清LDH値の高値は血管内皮細胞障害を反映している可能性を考えていますが、これに関しては今後の更なる研究が必要です。

血清LDH値は日常診療で簡便に測定できますので、このマーカーが広く活用されることで慢性腎臓病診療のレベルアップに繋がることを期待しています。

本研究の詳細に関しては、追ってご説明させていただきます。

 

文責:中村嘉宏(腎臓内科専門医、指導医、評議員)

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